江南随一の茶屋

2021-11-18 朱家角

江南随一の茶屋
江南随一の茶屋

江南随一の茶屋は朱家角北大街にあり、清朝末に創建され、かつては「俱楽部茶楼」と呼ばれていた。三開間、面広11メートル、奥行21メートル、二階建ての赤レンガの建物は古風で広々としていて、街と水に沿って並んでいる。アーチ型のレンガと石の門は上海風の石庫門建物の趣を表し、かつて多くの映画やテレビドラマはここで撮影を行った。毎朝五時、茶楼の朝市は営業を始め、近所の農民漁民、職人、商人、住民たちが続々とやって来る。茶楼の中で毎日評弾を上演し、呉の方言の音と、琵琶の“ヂィントーン”という音を伴って、スローライフの情緒を満たしている。現在、百年の歴史を持つ茶楼は新しく修理され、古鎮の民俗風情と文化の深さを展示する重要な場所となっている。

朱家角
北大街
上海市鶴龍美術館
江南古鎮朱家角